鎌倉の住宅 10 (竣工)
鎌倉の住宅は無事に竣工し、お客様へのお引き渡しが完了しました。
本日は、竣工時の様子をお届けいたします。
まずは、先日もご紹介した外観から。
外壁は「ゲーテハウス」というモルタル左官仕上げを採用しています。
ダークグレーの外観が、周囲の緑をより一層引き立てています。

続いて、玄関アプローチの様子です。
アプローチは敷石を用い、自然な雰囲気に仕上げました。
大きな石には望月鉄平石、周囲の砕石には岐阜チャートを使用しています。
玄関扉は造作による木製玄関ドアです。

玄関ドアを開けると、まずこの空間が広がります。
玄関から廊下へと、モルタル土間とラワン材の壁が連続し、その先に鉄骨階段が現れます。

廊下の先には大きなFIX窓を設けており、視線の先には緑と空が広がります。

廊下の先は行き止まりの空間でありながら、小さな居場所のような落ち着きを生み出しています。

階段を上がると、2階にはLDKが広がります。

スキップフロア構成としているため、リビング側は天井が高く、
上部のハイサイドライトからやわらかな光が降り注ぎます。

さらにスキップ階段を上がると、キッチンとダイニングスペースへとつながります。

ダイニングの隣には薪ストーブを配置し、その先にはバルコニーと2階の庭が連続しています。

バルコニーは約2m弱の奥行きを確保し、同じ奥行きの軒をかけることで、
雨の日でも濡れずに外へ出られる計画としています。

そして、この住宅の大きな特徴ともいえるのがこの庭です。
擁壁の上に広がる空地はレッドゾーン(土砂災害警戒区域)に指定されているため、
建物を建てることが難しい場所です。
この空地も敷地の一部として計画に取り込み、プライベートな庭として活用しています。

庭側から建物を振り返ると、まるで平屋のような佇まいに見えるのも特徴的です。

外から見ることで、バルコニーの奥行きの豊かさもより感じられます。

再び室内に戻り、反対側を見ると、
ハイサイドライト越しに、背後の山の緑が取り込まれています。

最後に、夜の様子を少しだけご紹介します。
ダイニングテーブルの上には、イサム・ノグチの「AKARI 75A」を採用しました。

外から見ると、この大きな照明がまるで月が浮かんでいるかのように見えます。

以上、鎌倉の住宅のご紹介でした。
これまでご紹介してきた内容に加え、
後日、竣工写真の撮影時の様子もお届けできればと思っております。
ぜひそちらもお楽しみに。


