「鎌倉の住宅」 内覧会終了 

先月、「鎌倉の住宅」のオープンハウスを開催させていただきました。
お越しいただいた皆さま、ありがとうございました!

土日の2日間での開催となりましたが、約60組、延べ100名近い方々にご来場いただき、
この住宅を多くの方にご覧いただくことができました。

独立後、初めての内覧会ということもあり、
どのように感じていただけるのか、
少し緊張しながら当日を迎えました。

実際には「とても気持ちの良い家ですね」といった嬉しいご感想を多くいただき、
中には興奮気味に想いを伝えてくださる方もいらっしゃって、
この家の魅力がしっかり届いていることを実感するとともに、充実した気持ちで満たされました。

また、当日は内覧会の開催に合わせて、ギャラリーとしての利用も試験的に行いました。
私の前職時代の同僚である「高橋陽子」さんの作品を4点展示していただきました。

パリの街を描いた1枚

ちょうど真鍮製のブラケットライトが4灯あったため、
そのライトの下に絵を配置し、光とともに印象的な空間をつくり出していただいていました。

1階エントランスには、森をテーマにした3点の連作を展示。
森を俯瞰した風景、森の中を駆け抜ける馬、そして森の上を飛ぶ鳥と空。
エントランスの先に広がる窓の景色と呼応し、
まるでこの空間のための絵、あるいはこの絵のための空間のような、
非常に調和した関係が生まれていました。

さらに今回、家具・建具の制作をしてくださった「chodo」さんの作品も展示しました。
今年のミラノサローネにも出展された作品で、
アクリルと無垢材による愛らしい造形が、デスクまわりを彩ってくれました。

また、鉄骨階段やスチール手摺を制作してくださった「Fe Metal Factory」さんの作品も展示。
建築部材の制作を本業としながら、個人としても作品制作や個展を行っている、とても魅力的な方です。

バルコニーには、庭での時間をゆっくり楽しんでいただきたいという思いから、
キャンプ用のチェアを設置しました。

これがとても好評で、多くの方が腰掛け、
プライベートな庭を眺めながら、軒下で過ごす心地よさを体感してくださっていたのが印象的でした。

内覧会を終えて感じたのは、
建築をつくることが、人との新たなつながりや機会を生み、
自分では想像していなかった可能性を広げてくれるということでした。
この家が、自分をまだ知らない場所へ連れて行ってくれる
そんな感覚を感じています。

だからこそこれからも、目の前の一つひとつに真摯に向き合い、
本当に良いと思うものをつくり続けていきたいと思います。

今回の内覧会は、これからの自分にとって
大きな糧となる、かけがえのない時間となりました。

このような機会を実現させてくださったお施主様、
そして工事関係者の皆様には、心より感謝申し上げます。